こんにちはあっちゃんです
最近読書にはまっています
以前は月に1冊読むか読まないか・・・だったのですが
この頃は週に1~2冊は読んでいます。
読書って面白いですね。
せっかくなので記録として読んだ本を載せていくことにします。
最近一気に読んだ本dele
ふらっと寄った本屋さんで見つけた1冊。
顧客からの依頼に応じて死後に見られたくないデータを代行で消す
仕事をしている事務所のお話。
誰にでも見られたくないものや墓場まで持っていきたいものってあるよね。
死にゆく者が依頼に込めた想い。遺された者の胸に残る記憶。生と死、記録と記憶をめぐる、心震わすミステリ。
依頼人の光と影、少しずつ深まっていく所長とアルバイトの関係性に惹かれて
一気に読み進めました。
仕事として必ず残された者にばれない様に確実にデータを削除しなければならない
責任がある一方で
大事なものが残されないことに対する後悔もある。
2人の葛藤ともどかしさが読んでいてひしひしと伝わってきた、面白い一冊でした。
見られたら困るもの、残したくないものってあるよなー。
別にそれが他人からしたら大したことないものであってもさ。
それでも残されたものからしたら、それすらも大切な、故人を感じられるものなのかもしれないけれど。
お読みいただきありがとうございます。