こんにちは、あっちゃんです。
最近は夜な夜な、ドラマや映画を見ることにはまっています。
コロナウィルスの影響でなかなか外出もできず、嫌でも多くなるおこもり休日。
仕事や家事に追われ怒涛のようにすぎた平日の疲れをいやす、自分時間。
金曜日の夜からビール片手に
時間を忘れてひたすら一気見する贅沢時間が週末の楽しみとなっています。
最近みて非常に共感したドラマのお話をつらつらと。
女の幸せとは?を考えされられるアマプラドラマの東京女子図鑑
2015年に月刊雑誌東京カレンダーのwebで連載されていた小説
「東京女子図鑑」を元にしたドラマです。
2017~アマゾンプライムビデオで独占配信されています。
「人から羨ましがられること」を目標に上京してきた主人公の綾が
恋に仕事に奮闘していく物語。
主人公の20代から40代までを水川あさみさんが演じています。
三軒茶屋、恵比寿、銀座、豊洲、代々木上原と住む街や彼氏、仕事を
変えながらストーリーは進んできます。
1話25分程度で全11話。テンポよく話が進んでいくので一気に見てしまいます。
「東京、予約のとれないレストラン、代理店の彼氏、やりがいのある仕事、
六本木ヒルズ、バージンシネマのレイトショー、一泊二日の箱根旅行、
ハリー・ウインストンの婚約指輪、幸せな結婚……人生をコンプリートするアイテム」
「30歳までにジョエル・ロブションに行けたらいい女」
世間が作った価値観をコンプリートする人生ゲーム。
いやいや、どこの世界の住人だよ。と盛りすぎ誇張しすぎじゃない?
とイラっとしつつもそれがまた病みつきではまっちゃう。
実在の場所やレストランも出てくるリアリティーさも魅力のひとつ。
さすが東京カレンダー。
三茶グルメが最高で今すぐ三茶にいきたくなる
秋田から上京したての主人公が一番最初に住むのが三軒茶屋。
青山や吉祥寺、下北沢のおしゃれな住みたいまちランキング上位の街に住みたいけれど
月23万円の給料では家賃が高くて住めない。給料の1/3の7万円が今は限界。
古きと新しきが混載していて、適度におしゃれで適度にださい
そんな三軒茶屋が田舎からでてきた今の私には居心地がいい。
っておい!!!三茶に住めるなんて最高だし、月23万円のお給料で
7万円の家賃ってなかなか厳しいよ。
そもそも23万円が手取ですか?初任給高っ!!って話だし、
駅近物件で7万円って安すぎでしょ。
と初っ端からツッコミどころ満載なのですが、
実在するお店が舞台となりストーリーが進んでいくので、これまた面白い。
「あーこのお店しってる!あーここ気になってたところ!!」
三角地帯にすずらん通り、あーーーー今すぐはしご酒したい。
と、うずうずしちゃうんです。
全編通して素敵なレストランなどの紹介が織り込まれているので面白いですね。
永遠にツッコミどころ満載でイライラする
この話、ずっとツッコミネタの宝庫なんですよね。
さすが東京カレンダー。
恵比寿編では三茶から恵比寿に引っ越し
彼氏は、恵比寿に住んでいる商社勤め、年収800万円、実家は目黒区の豪邸。
「ロブションに30歳になるまでにデートで行けたらイイ女」
目標を見事達成しそうになりうきうきの主人公・・・。
彼氏、家賃最低30万はしますよね?って位豪華で綺麗なマンションに住んでいて
記念日のたびにロブションに行ってる・・・って彼氏どんだけ余裕あるの?
実家が資産家だから当たり前に不労所得あるのかな。なーんて思いながらも
記念日でよく使う所に、行きたくないよ。歴代の彼女も連れていかれてるんだよ?
そもそも、その肩書も全て彼自身のものであって、あなたのじゃないからね!!!
30代になり銀座のGucciに転職し年収400万から700万にアップする主人公。
「恵比寿に住んでいる」言うと「あぁ・・・」って苦笑いされ
「若いお姉ちゃんたちが住んでる街ね。」「恵比寿に住むのは20代まで」
って言われたからと銀座にお引越し。
おいおいおい!!!!!!!!
恵比寿って20代までだったんだ。銀座って住む街だったんだ。
ってずっこけましたよね。
常に他人の目を気にして他人の価値観に沿う事ばかりを考えている。
持ち物とか肩書とかそんなものを集める事に必死。
ツッコミどころ満載ながらも
「あーこんな子いるいる!」「わかるわかる!!もしかしてこれって私・・・?」
と痛いほど共感する部分もありました。
上京組の東京へのあこがれ心
私も地方からの上京組。
テレビや雑誌で見ていたキラキラした東京に夢を抱き
おしゃれで華やかな場所に住みたい!都心の一等地で働いて、
ランチタイムはサンダル&カーディガンの軽装で財布をもってトコトコとお出かけ。
仕事後は合コン♡という、生活に憧れていました。
有名なお店や初上陸初出店!予約が取りにくいお店!には目がない
ミーハー心は今でも変わっていません。
地方出身者って何年いても東京に華やかなものを求めているのかもしれません。
他人と比べて消費するだけの人生
本当浅はかすぎるなーなんて鼻で笑いながらも、決して全否定できない。
きっと私もよい女になるためのアイテム集めのゲームに
参加しているのでしょう。
住む場所、身につける洋服や小物、よく行くレストラン、
仕事に彼氏旦那のスペック、子供・・・
年齢を重ねるにつれ価値観や環境は変われど、
どれだけ手に入ったかを競い合うゲームに終わりはありません。
他人からどう見られているかを気にし過ぎ、高級品や肩書を集めることに必死で
他人と比べ優越感に浸ってみたり、また逆もしかり。
女の年代別の欲や悩み、プレッシャー・・・痛いほど分かります。
○○歳で結婚、○○歳で妊娠出産、○○歳でマイホーム・・・
昔から何となく思い描いていたし、私もそういう人生を送ると思っていました。
他人は他人と分かっていつつも皆と同じじゃないと不安になる。
トイレに一緒に行くのが当たり前だったように、女はみんなと同じか好き。
他人と比べては、今までの人生はなんだったのかと惨めになってみたり。
女の幸せとは、価値とはなんなのか・・・・と悩んでみたり。
30歳手前に慣れば結婚を焦るし、結婚したらしたらで、子供事情に焦る。
○○が普通っていう圧に押しつぶされそうにもなる。
私もずっと他人の目が気になるし、世間の普通とやらに惑わされて
迷走している。なんだかんだ見栄を張ろうと必死になっているかもしれない。
「自分が」ではなく「他人が」を気にしすぎて主体性が欠如しているんだよね。
女の幸せとは、終わりのないマウンティング
隣の芝は青く見え、どこまでも美しく見える。
あの人は幸せそう、あの人よりはまし。
女はいくつになってもマウンティングしていく生き物なのかも・・・。
他人と比べ、自分にないものばかり探して求めていたら一生満たされない。
足るを知り今あるものにしっかり目を向け、自分の価値観で自分の人生を歩んでいく。
そんな当たり前のことに気が付かない限りマウンティングの世界に終わりはない。
1個手に入れたらまた次・・・・と欲は続いていくのだから・・。
「みんなが思う幸せ」ではなく、「自分にとっての幸せ」を1番大切にして、
刷り込まれた女の幸せなんかに囚われず、自分の人生を生きる。
私にとっては深い永遠のテーマですね。
自分の幸せとはなにか・・・・をじっくり真剣に考えさせられました。
実在の場所やレストランも出てくるのでお店選びの参考になりますし、
東京の色んな街がでてくるので、引っ越しの参考にもなりそうです。
ちょっと主人公の綾ちゃんは決めつけの部分が多いですけどね笑